こんにちは。みそくろです。
2025年秋、写真や画像を編集できるグラフィックソフトウェアの業界に激震が走ったのをご存じでしょうか。
高性能グラフィックソフトウェアであるAffinityが、日本時間の2025年10月31日に「Affinity 3.0」としてリリースされ、大きな話題を呼びました。
今回の記事では、Affinity 3の概要や、何が起こったのか、何がすごいのかを解説します。
また、後述するとおり、Affinityのダウンロードや利用は無料となっていますので、これから写真の編集やデザインの勉強のためにAffinityを利用しようと思っているかたにも、今後の参考になるような情報をご紹介します。ぜひ最後までご一読ください。
そもそもAffinityとは?
まず最新のAffinity 3について触れる前に、そもそも「Affinityとは?」を説明します。
Affinityとは、イギリスのソフトウェア開発会社であるSerif社が開発し、2014年から順次提供されているグラフィックソフトウェア群です。
これまでに以下の3製品がありました。
- Affinity Designer:ベクター画像を作成・編集可能。
- Affinity Photo:写真編集などが可能
- Affinity Publisher:紙面などのレイアウト(DTP)が可能
Affinityの各製品に共通する特長は、手が届きやすい価格の買い切りライセンスを提供していることです。
Affinityの3製品はそれぞれ、Adobe社のPhotoshop(写真編集)、Illustrator(ベクター)、InDesign(DTP)の3製品と、それぞれできることの領域が被っていました。 Adobe製品はプロが使用するなら業界でデファクトスタンダードであるツールですが、比較的高価なサブスクプランのみの提供であったため、Affinityが代替として注目を集めることになりました。
Affinity 3の概要
そんなAffinityを擁するSerif社は、2024年3月26日に、オーストラリアのソフトウェア会社であるCanva社に買収されました。会社と同名のサービスである「Canva」は現在言わずと知れたクラウド型のグラフィックデザインソフトウェアです。
その後、Canva社は、日本時間の2025年10月31日に、「Affinity Designer」、「Affinity Photo」「Affinity Publisher」を統合したソフト「Affinity」を無料で提供開始しました。
それが、この記事の表題にもなっている通り、Affinityのバージョン3と言われているものです。
Affinity 3の特長
Affinity 3の特長をまとめると、以下の通りです。
| 特長 | |
| ライセンス | 完全・永久に無料 |
| できること | ビットマップ画像編集 ベクター画像編集 レイアウト・組版 ★ Affinityの従来の3製品(Designer、Photo、Publisher)を一つのソフトに統合 |
| 必要なアカウント | 無料のCanvaアカウントが必須 |
| 対応プラットフォーム | Mac、Windows(2025年11月現在) |

Affinityはもともと手が届きやすい価格帯の製品だったのに、さらに無料になったため、いま注目を集めています。
新しいAffinityは何がすごいの?
主な特長を3つ挙げるとしたら、以下の通りです。
- AI機能以外はだいたい無料
- 1つのUIで3つの製品が使える
- Canvaとの連携でより柔軟な作業が可能に
AI機能以外はだいたい無料
価格については前述の通り、ソフトウェアのダウンロードや利用は無料です。
統合前のAffinityの時代からあった機能は3製品とも無料で利用できます。
一方、新しいAffinityから追加された生成AI機能などを使用するには、Canvaの有料プランの契約が必要になります。
1つのUIで3つの製品が使える
こちらも前述の通り、新しいAffinityには、「Affinity Designer」、「Affinity Photo」「Affinity Publisher」が統合されており、1つのユーザーインターフェースからボタンを切り替えるだけで各機能を簡単に利用できます。


ベクターで作ったイラストと、見やすく加工した写真を、簡単に紙面上にレイアウト……なんてこともできてしまうわけですね!
Canvaとの連携でより柔軟な作業が可能に
Affinityで作成・編集した画像やベクターデータを、ファイル保存やアップロードなしに簡単にCanvaに転送できます。
Affinity Photoで肌や色調を完璧にレタッチした写真を、すぐにCanvaのSNSテンプレートやバナーデザインの素材として利用できます。
Affinityはどんな人におすすめ?
ここまでご紹介した内容をまとめると、Affinityには、以下の優れた点があります。
このことから、すでにCanvaを使ったことがある人、Canvaからもう一歩進んだ作業がやってみたい人などにはかなり向いています。
また、今まで別の無料ツールやスマホアプリなどでちょっとグラフィック編集などをやったことがあり、もう少し踏み込んでみたい方にもおすすめかなと思います。
また、ベクター編集・写真編集・組版の2つ以上を同時にやる方にも、1つのUIで完結するようになるためとても便利だと思います。
その一方で、プロ、またはプロを目指す人は、当面は完全にAffinityに乗り換えというわけにはいかず、Adobeツールのスキル習得も必要です。
というのも、業界のデファクトスタンダードは圧倒的にAdobeツールだからです。。
また、既にAdobeユーザーでありAdobeの各製品を使い慣れている人は「あの機能Affinityだとどこにあるの!?見つからない!」「使いたいあの機能はAffinityにはないの!?」という事態に多く直面することが予想されます。。
これから私はAffinityをがっつり使い込んでいく予定なので、Affinityに関して今後このブログで色々とAffinityについて投稿していきたいと考えています。
今回は以上となります。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。



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