こんにちは、みそくろです。
私はこれまでにFPSやTPSゲームのプレイ経験が無い初心者フォートナイトプレイヤーですが、いかんせん練習が嫌いです。 どうにか練習せずに横着して上手くならないかと考えた結果「音が正確に聞き取れれば上手くなるのではないか!?」という仮説に達し、これまでにご紹介してきたように色々なオーディオアンプを買い漁っています。
そこで本日は、これまでに私が購入したオーディオアンプ「ASTRO MixAmp Pro TR」と「EPOS SENNHEISER GSX 1000」を比較し、それぞれの特徴と、どちらがよりフォートナイトに向いているかを考えていこうと思います。
ASTRO MixAmp Pro TRの特徴
詳しくは以前の記事に書いたのでこちらでは詳しくは触れないのですが、サラウンドアンプとして大人気の「ASTRO MixAmp Pro TR」は、PCでのゲームだけではなく、PS4やPS5※などのゲーム音のサラウンド化にも対応しています。
PS5とASTRO MixAmp Proを接続するには、HDMIを光デジタルオーディオに変換する必要があるようです。ASTROからも変換用の機器が出ていますので、そちらをご確認ください!
また、専用ソフトウェアをPCにインストールすることで、ファームウェアのアップデートのみならず、イコライザーのカスタマイズや、マイク音声のノイズ除去やサイドトーンの設定、その他、ASTRO MixAmpに入って来たゲーム音・ボイスチャット音声・マイク音声のバランスを調整してASTRO MixAmpから出力するための「ストリームポート」などもあり、かなり高機能なオーディオアンプと言えると思います。
EPOS SENNHEISER GSX 1000の特徴
一方の「EPOS SENNHEISER GSX 1000」は、見やすく大きい音量表示のほか、イコライザー設定やその他リバーブやサラウンド設定などがすべてアイコン化されていて現在どのような設定になっているか一目でわかる、使いやすさが特徴のオーディオアンプです。
スピーカーへのAUX出力にも対応しており、音声の出力先をヘッドセットとスピーカーで簡単に切り替えることができます。その他、音声の方向強調や空間別のリバーブプロファイルがあるため、ゲームの他にも音楽や映画鑑賞など、様々な場面でも最適な音楽環境を手軽に再現できる機器と言えるでしょう。
2製品を比較した時のそれぞれの長所・短所
それぞれの特徴を以下の表にまとめてみました。
Astro MixAmp | GSX1000 | |
---|---|---|
専用ソフトウェア | あり | なし |
イコライザーのカスタマイズ | できる | できない |
PC電源を切った時の挙動 | EQ1・サラウンドオンに戻る | 電源OFF時の設定保持 |
ゲーム機との接続方法 | USB、光デジタル端子 | USB |
ヘッドセットとの接続 | 4極 3.5mm | 3極 3.5mm (マイク・ヘッドホン別) |
その他の入力 | AUX | なし |
その他の出力 | ストリームポート | AUX |
マイクノイズゲート | あり | なし |
サイドトーン | あり | あり |
リバーブ設定 | なし | あり |
音の向き強調 | なし | あり |
表にしてみると、どちらかにしか無い機能がたくさんあり、比べるのは難しいことがわかります。
ASTRO MixAmpのほうが優れている点
基本的にはイコライザー(EQ)の設定は、専用ソフトウェアをPCにインストールしさえすれば、自分でカスタマイズしてプリセットとして保存しておくことができます。
自分がプレイするゲームでよく使用される音域を最大限に出力するなど、自分好みにカスタマイズしてゲームを極めたい人にとってはASTRO MixAmpの一択となる可能性が高いです。
聞く音声の調整だけでなく、ノイズゲート設定でマイク音声の調整ができるのも特徴です。PCでゲームをするとキーボードのカチャカチャした音が入ったり、または家族と住んでいる人は家族の生活音がマイク音声に入ってしまったりすることがあると思います。自分の環境に合わせて音声のノイズをカットするレベルを調整できるのが良いですね。
また、入出力のバリエーションが豊かなので、ゲーム音とチャット音をミックスして出力することや、AUXで音楽プレイヤーを接続して自分の好きな音楽をかけながらゲームの練習コースをひたすらプレイするなんてことも出来てしまいますね。
なお、お値段はASTRO MixAmpの方が安いです。
EPOS SENNHEISER GSX 1000のほうが優れている点
一方、専用のソフトウェアがなく、細かい設定をする必要が無いGSX1000。しかし機能が少ないかと言われると、上記の表を見るとわかるとおり全くそんなことはありません。 機能は色々揃っているけれども、GSX1000本体のタッチパネルから並んでいるアイコンをタップするだけでいろいろな設定を変更できるので、複雑さも一切感じません。
音方向の強調やリバーブなど、音の聞こえ方に関する調整機能が複数あるのがGSX1000の特徴とも言えるでしょう。ゲームプレイ用から音楽視聴用・映画視聴用などを素早く手軽に切り替え、お好みで音色を付け加えられるので、PCでゲームの他にお仕事や他の作業、音楽・映画鑑賞などをする場合は、使い勝手も音体験も両方良いかもしれません。
また、PCの電源を一度切ってからまた付けたとき、前回使用した設定をそのまま保持してくれるという点が便利だな感じています。
余談:私の音好み
これは完全に音の好みの話になるのですが、私にとっては、ASTRO MixAmpとGSX1000を聞き比べたとき、GSX1000の方がサラウンドが自然に聞こえました。ASTRO MixAmpのサラウンド感は時折大げさに感じるときもあったりなかったり。
そのためなのか、全体的に音の聞こえ方や音の位置の感じ(そういうのを「定位感」と言うそうですね!)はGSX1000の方が自然な印象でした。
結局どちらがフォートナイトに向いているの?
結局のところどちらがフォートナイトに向いているのかと言うことですが……音は最終的には好みの世界になるので、これが正解!とは言いづらいのが正直なところです。
どちらも良い商品で、どちらかが劣っているということは絶対にありません! そのため、強いて言うなら……という点をあげてみました。
一個人の意見ですが、フォートナイトプレイ用のサラウンドアンプをお探しの場面で参考になれば幸いです!
2つもアンプを買ってしまった私ですが、これからは両方使用して違いを楽しみつつフォートナイトをプレイしていきたいと思っています!
以上、ASTRO MixAmp Pro TRとEPOS SENNHEISER GSX1000の比較でした。
お付き合いいただきありがとうございました。
この記事がどなたかのお役に立てましたら幸いです。
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